2017年8月22日火曜日

【理想は床屋】

57歳くらいだろうか。知り合いの男性税理士の話だが、彼は自分一人ですべての業務をこなしている。この年齢になると勘定科目などの細かい文字や数字が見えにくくなるため50歳になった記念に視力を回復する手術をしたそうだ。どうしてそこまでして自分一人にこだわるのだろうか?なぜ職員を雇って楽をしないのだろうか?彼曰く、床屋のような事務所が理想。つまり「最後は一人でもやっていける状態」が最強で最善で安全で安心な将来設計とのこと。たしかに、床屋は利き手が震えてハサミが持てなくなったら終わり。税理士は細かい文字や数字が読めなくなり、集中力が切れたら終わり。だが、裏を返せばそうなるまでやり続けることはできる。昔から新聞の一ヶ月間の購読料は床屋代と同じと言われるが、理想的な仕事の将来設計も床屋と同じかもしれない。
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2017年8月15日火曜日

【お盆休みに杭を打て! ~税理士事務所バージョン】

もう遅いかも知れないが、君たちが勤めている事務所の所長が還暦前後の男性だったら、君たちはお盆休みを満喫している場合ではない。サッサと事務所へ行って机に向かいやがれ。そう、サラリーマンにとってお盆休みこそが絶好のチャンスなんだ。とにかく所長に忠誠心を見せつけるのさ。そのお年頃の所長は、長~い休暇を自宅で過ごそうにもそこに自分の居場所はない。そのため間違いなく事務所に出て来る。で、所長が事務所のドアを開けるや否や「お、どうした?」と机に向かって仕事をしているフリをしている君たちに尋ねるだろう。「はぁ、居場所がないので・・・」と君たちが答えると「ま、俺たちには仕事しかないからな、ハハハ~♪」と所長は満面の笑みで返すはずだ。これで君たちは、勝ったも同然さ。このような分かりやすい人種は、お客の評判や営業成績などではなく、組織への忠誠心を必要以上に重んじるものだ。もっと言えば、苦労を分かち合った同胞が可愛くてたまらないんだよ。お盆休みの期間は顧問先も世間も休眠状態なので仕事なんてありっこない。だから、ひたすら机に向かってジッと座っていればいい。すると所長は、目を細めながら遠くから君たちを優しく見守ってくれるだろう。売上に貢献する所員より「心に同じ傷を持つ同胞」のほうが確実に評価は高くなる。その後、ランチタイムを共に楽しもうものなら一生、安泰だぜ。
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2017年8月8日火曜日

【汲み取れない&気が付けないのは致命的】

先日、この僕たちが提供する商品に対してお客様である税理士から「顧問先からの反応がないんだけど・・・」っぽいご相談があった。「ふ~ん。でもね、全国の200社以上の税理士事務所が満足して利用しているんだよ。どうしておたくだけダメなのかしら?」とココまで出そうになったが、1円の得にもならないどころかリスクしかないのでやめた。数日後、その事務所まで出向き、所長と熱く語っていると人の良さそうな顧問先の社長が訪れた。そこで「○○事務所通信、読んでますか?」とこの僕が尋ねると「読んでるよ。あれ面白いよね。特に4コマ漫画の部長はうちの上川部長にそっくりで女子社員たちにも大ウケだよ」と。当然、この僕はほくそ笑むどころか、この世のものとは思えないほどのドヤ顔になった。お客様は満足している。それに気付けないということが致命的なんだ。お客様はイチイチ「今回の記事は爆笑だね」「あなたの会社の製品は素晴らしいね」とは言わない。が、それがなくなると「あれ、どうしたの?やめちゃったの?」「製造中止になったの?気に入ってたのに・・・」と嘆くだろう。そうなってから気付いても遅いし、このように先を見る目が皆無に等しいトップの会社に明るい未来は訪れない。健康な人は「今日も歯茎の調子が最高だ」「朝から肝臓と腎臓が喜んでるぜ」とは思ってもいない。その状態が当たり前になっているんだ。そして健康を害したときはじめて気付く。だが、そうなってからでは遅い。一事が万事。我々のサービスに限らず、日頃の業務に関してもお客様の内なる心を「汲み取る」「気付く」という習慣がベリー・インポータントだ。
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2017年8月1日火曜日

【少しの拘束とゆるい社則】

税理士法人など多店舗展開する税理士事務所も増えてきたが、そのせいか「毎日わざわざ事務所に出て来なくていいよ。自宅でやっていいよ。その代わり毎週月曜の会議にだけは参加してね」と言って所員の自宅をオフィス代りにするところもあるのだとか。さぞかし「自由でいいなぁ!」と思っている者も多いだろう。でも、そー感じるのは最初の1ヶ月くらいのものだ。随分前には世間ではフレックスタイム制というのも話題になったよね。出社はするものの、始業や終業の時刻を労働者自身が自由に決めてもOKという画期的なシステムだった。今ではまるで一発屋芸人みたいに見向きもされないが。では、どーして根付かなかったのだろうか?その答えは超簡単だがね。みんな寂しかったのさ。例えば、「あなたは今日から自由」と言われたとしよう。すると3ヶ月で飽きる。絶対に飽きる。自由というのは拘束や束縛があるからこそ「ここから解き放たれたい!」「体は重いけど羽ばたきたい!」と成り立つもので、なんの締め付けもなければ無人島でオセロゲームを一人でやるようなものだ。人は、ある程度の管理下に置かれるほうが安心するものだし、そうでない者ならとっくに独立&起業している。


2017年7月25日火曜日

【ザ・使える担当者とは】

生花店を営む知り合いから「会計事務所の担当者を変えたいんですが、言いにくいしどうしたらいいでしょうか?」と切実でも重要でもない相談を受けた。どうやら今の担当者と相性が悪いらしいが、その事務所に在籍する7~8人のスタッフの中から新たな担当者を選んだところで大して変わらないだろう。昨日の好きは、今日の嫌い。箸の上げ下ろし、電卓の叩き方を見ただけで気など一瞬にして変わったりするものだ。好き嫌いを言ったらキリがない。それに担当者を変えたところで決算書の数字は1円も変わらないし変わったらおかしい。でも、どーしても変えたいという場合、どのような担当者だったら及第点を与えられるのだろうか。答えは超簡単だ。あなたが生花店ならば、鞄の中に『はじめてのお花屋さん』や『趣味の園芸』などの花屋や花自体に関する雑誌が入っている者を選べばいい。要は、その業界のことを知ろうとする者、その店の売上に貢献しようと努める者を選ぶということだがね。7~8人のスタッフの中からでは厳しいかもしれないが、それが10人以上なら1人くらいは自腹で書籍を買って勉強している者はいる。
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2017年7月18日火曜日

【超簡単な正しい人事考課】

「中途採用した長谷川君はTOEICで900点も取るのにうちの現場ではまったく使いものにならないんだよ」「そんなの当たり前じゃん。おたくって和菓子屋さんでしょ」というのは極端な例だが、これと同じようなことを平気でやっている社長連中は結構多い。もっと社員たちの適正に目を向けてみよう。そのための具体策は超簡単だ。その者たちの努力を10段階に分け、さらに能力(向き・不向き)も10段階に分ける。努力が10で能力も10なら10×10=100となり、これが最高点。で、努力が8なのに今の業務が苦手で能力が3なら8×3=24となる。いくら聡明で一生懸命に頑張っている者でも不向きな職場環境では30以上のポイントは難しいだろう。能力があるのに努力をしない者は言語道断でクビにすればOKだが、必要以上の努力をしているにもかかわらず能力を発揮できない職場環境に身を置いている者がいるとしたら、それは見る目のない経営陣の責任と言われても仕方のないことだ。ちなみに、この僕の経験上、上司からも部下からも同僚からもお客からも叩かれることなくサラリーマンとして末永く生き続けられる絶妙の立ち位置は、努力が6で能力が8の48ポイント。
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2017年7月11日火曜日

【梁と柱】

100人以上の社員を抱える地方の会社は、その地域ではそこそこ名の知れたまずまずの企業だろう。そのような中堅企業が抱える悩みのひとつに「社員が定着しない」がある。そりゃあヤル気のある若者、聡明な若者、能力のある若者ばかりを狙っていたら長続きはしないだろう。やっとこさ仕事を覚えて戦力になると思ったら「一身上の都合」を理由にライバル企業に引き抜かれる。だから、人事の柱のポイントが3センチ以上ズレている。必ず押さえておきたいのが「地元で生まれ育った土地持ちの長男」。この手の者は絶対に辞めない。出世や給料などよりも「世間体のために働く」が最優先だからだ。特に地方の中堅企業ではこのような人材が会社の太い梁(はり)となるだろう。が、梁にはなるけど柱にはならない(笑)。ただ、日々淡々と目の前の業務をまっとするその姿は社員の老若男女を問わず地味に安心感を覚えさせてくれるため人望や評価は何気に高い。そのような者たちが会社の太い梁となり横たわってくれるだけで目には見えない社員間の連帯意識を芽生えさせることとなる。その後、その者たち以外の中から会社の柱となる人材を選定しじっくり育てればいい。
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2017年7月4日火曜日

【ホーム・アンド・アウェー】

上司に言い難い報告、悪い報告をするときは車の中でするといいだろう。できれば上司は助手席に座ってもらおう。後部座席だと「このハゲー!」と怒鳴られて背後から殴られるかもしれない(爆)。ま、それは別にして、特に男同士だと車の中という密室状態の中で同じ目的地へ向かっている「同士」という感情が芽生える。ましてや運転手に何かあれば危険な状態に陥るため前述の暴言議員のように罵倒されたり殴られることはないはずだ。次に、それがお客様や顧問先だった場合を考えてみよう。おそらく先方へ出向いて誠実な態度で臨むと答える者が多いと思うが、それでは「どうぞ好きにしてください」と言っているようなものだ。相手の陣地(アウェー)だと最悪の場合、ボコボコにされちゃうよ。相手に都合の悪い報告をするときこそ、こっちの陣地(ホーム)にご来所していただく。これは戦国時代と今もまったく変わらない。敵の城へ丸腰で向かう武将はいない。しかも家康でいえば、徳川四天王のような側近中の側近たちを応接間の外でも中でもOKなのでズラッと並べておくと、いい意味での圧力にもVIP待遇のお・も・て・な・しにもなるだろう。
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2017年6月27日火曜日

【優秀な人≦必要な人】

優秀な人材は大手企業に集中し、なかなか思うような人材が獲得できない。これは税理士事務所でも中小企業でも同じ悩みだろう。だが、そもそも優秀な人材を採ろうとすること自体が間違っている。例えば、高学歴で性格も良く、ITにめっぽう強い若者を顧問先の社長から紹介されたとしよう。すると「これは滅多にお目にかかれない逸材だ。彼の力が発揮できる部署を新設してやろう」と思ってしまう。で、それが上手く行くはずもない。結局、なんだかんだと高くついて終わるのがオチだ。そんなイチかバチかの育成ゲームができるのは時間とお金がたくさんある大手企業だけ。小っちゃな組織では優秀な人材など要らない。「この部署に見合った者だけが欲しい」。つまり「優秀な人材よりも、必要な人材」を優先すべきなんだ。当たり前のことだが、この当たり前をちゃんと理解しているトップは圧倒的に少ない。
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2017年6月20日火曜日

【相手が知りたいのは○か×か、0か100か、丁か半か】

昨年までは健康診断の際に「奇跡の50代」と驚かれたこの僕だが、あろうことか今年の健康診断では「要精密検査」となってしまった。そこで行きつけいやいや、かかりつけの医院で再検査をしてもらったら「なにもないのでほうっておけばOKですよ」とのこと。やはりこの僕は精神的には軟弱でも肉体的には頑健だった。必要以上に元気になった僕は「先生は丁か半かはっきり言うから気持ちがいいです」と褒めると「だって患者さんからすれば0(セーフ)か100(アウト)でしょ。あなたは五分五分ですよ、と言われたら精神的に凹んで本当に100になっちゃうでしょ(爆笑)」と。そのとき税理士事務所が自信をもって提供する決算書や経営診断書などを思い出した僕だった。◎○△×の△って何なの?◎と○はどこがどう違うの?そんな曖昧な評価を出したところで顧問先は途方に暮れるだけだ。評価は○と×だけでいい。「お前はもう45%死んでる」と言われても、行く末どころか自分が今、生きているのか死んでいるのかすら分からない。
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2017年6月6日火曜日

【「分子」が同じでも「分母」が異なれば意味はない】

桑名市で開業予定の若い税理士から「東京の○○先生の顧客獲得講座に行ってきました」と笑顔の報告があった。が、それって本当に使えるのだろうか?東京のやり方がそのまま三重県で通用するとは僕には思えない。すると「都会でも田舎でもビジネスの基本は同じですよ」と彼。ならば、例えば「税理士試験の合格率5%と行政書士試験の5%」は同じだろうか。たしかに5%という数字は同じでも、受験者のレベルが雲泥の差ということはとっくにご存じだろう。そもそも合格率に意味はない。なんだかんだいっても、まだまだ税理士稼業はクリーニング業と同じエリア商売だ。その地域に顧客となる企業がなければ成り立たない。放っておいても旬のタケノコのように次から次へと企業が芽生える都会の常識・発想・戦術・戦略が、そっくりそのまま一地方に当てはまるとは思えない。それをいかに咀嚼(そしゃく)し、自らに照らし合わせるかが肝心なのだが、それができる者は他人が主催するセミナーにお金を落とす前に自分で考え自分で答えを出している。今回の場合、同業者の前にひざまづく若い君の姿しか目に浮かばない。
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2017年5月30日火曜日

【誰でもできるけど誰もやらないことをやったもん勝ち】

先日、北海道は知床方面まで出向き、新規顧問先の囲い込み方法について余すところなくお話した僕だった。その際に強調したことは「営業にウルトラCはない」ということだ。さらに最新のツールがカッコよく見えても所詮、そんなものは使い物にはならないということもお伝えした。デジタルの時代になればなるほどアナログの必要性は増す。例えば、ネット通販が当たり前の時代になればなるほどクロネコヤマトがモーレツに忙しくなる。いくら1クリックで品物が手に入る便利な時代になったところで、それを届けるリアルな人間が絶対に必要ということは言うまでもない。また、タブレット端末を使ったペーパーレスの時代になればなるほど温かみのある手書きの良さがクローズアップされ、以前より紙媒体の需要が地味に地道に増えている。要は、目先の甘い誘惑に惑わされることなく、足元をじっくり固めるやり方が一番だし、それ以外に方法はない。「これは難しいな」と思ったことはまず成功しない。簡単なことしか成果は上がらないし間違いなく続かない。誰でもできるけど誰もやらないことをやった者が最後は勝つんだ。そして、誰でもできる「ビデオ研修会」のやり方を北海道までわざわざ行ってお話してあげた親切な僕だった。で、作りかけのレポートはこちら→ http://www.zeirishijimusyo.com/pdf/video.pdf


2017年5月16日火曜日

【組織が3Mの魚介類になるその理由】

「で、オチは?」「あ、いえ・・・」「お前の話にはいつもオチがないんだよ」と言われ続けたらどうなるだろう。当然、その人は無口になるよね。それとまったく同じことをしている組織が多い。例えば「毎月の巡回監査時に新規顧問先を紹介してもらう働きかけをしたらどうでしょうか」と提案したA君。すると所長は「おぉ!それはいい案だね。で、具体的にはどうやるんだ?」と必ず応戦する。または「君がそのプロジェクトリーダーになって進めてくれ」と任命される。そしてA君は「・・・」と貝になる。言い出しっぺがすべての責任を負わされるような仕組みでは「あ、これはいいかも!」と思ったところで誰も何も言わなくなるに決まっている。その結果、組織は無策・無能・無口な魚介類へと堕ちて逝く。この僕の人間生活52年の経験上、「気付く能力」と「推進する能力」とは使う頭自体が違うと思う。それは訓練や鍛錬でどうこうなるものではなく、生まれ持った天性ではなかろうか。どうか提案する者と遂行する者とはバシッと線引きをしてほしい。もっと言えば、提案した者をプロジェクトリーダーにするどころか、そのプロジェクトの中から外してほしい。そーいう者には第三者の立場になって外側から鳥瞰(鳥の目)して大局的に見てもらうとさらに良案が導かれるだろう。
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2017年5月9日火曜日

【逆パレートの法則】

「所得税の8割は課税対象者の2割が負担している」「故障の8割は全部品のうち2割に原因がある」というのがパレートの法則だよね。俗に言う80:20の法則だが、本来の意味はちょっぴり違うみたいだけどそれは置いといて「売上の8割は全顧客の2割が生み出している」。つまり売上を伸ばすためにはすべての顧客を平等に扱ってはNGで「その2割」を導き出すことが大切っちゅうこっちゃがな。そもそも顧客自体をかき集めるにもこの法則は使えるが、そのまま適用していては今の時代、少々遅すぎる。だから、それを真逆にやってみよう。だから僕は、あえて「8割の者が耳が痛いと思うことをずっと言い続ければ2割の者に興味を持ってもらえる。その2割の者さえ大切にしていれば、自分が死ぬまで食っていける」と本気で信じている。そう、誰からも愛されようと努力をすれば無難でつまらない平均的なサービスしかできず、その結果、箸にも棒にも引っ掛からない者ばかりが集まることになる。誰からも愛されることなどあり得ないし、それに向かって頑張ることほど愚かなことはない。自分だけのファン(顧客)を集めるためには、あえて自らが逆風を巻き起こしたほうが手っ取り早い。そして逆風という向かい風が、強ければ強いほど自分という凧(たこ)は高く高く舞い上がる。
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2017年5月2日火曜日

【先生は死ぬまで先生】

この連休中、ボーっと口を開けてただいたずらに時間を浪費するだけの安い連中に対して一気に差をつけるべく仕事に励もうと思ったが、すでに永久に縮まることのないマリアナ海溝レベルの差をつけていた自分自身の偉大さに気が付いたこの僕がいた。そこで「ふ、気分転換に柳ヶ瀬でも歩くか」と大胆な独り言をつぶやきながら岐阜高島屋の北海道展に立ち寄った。そこで偶然、ルタオのチーズケーキを物色中の、中学時代にお世話になったT先生を発見した。だが僕は、声を掛けることができなかった。それはT先生のあまりにみすぼらしく変わり果てた風貌のせいだった。そう言えば以前、僕の最低ランクの友人が「パチンコ店でT先生を見たぞ。鼻毛はボーボーに出ているわハゲ散らかしているわで、せむし男みたいに背中を丸めて打ってたぞ。正直、ショックだったよ」と言っていたのを思い出した。そのときは「へ~、人生いろいろだな」と聞き流したが、実際に「先生」と呼んでいた人がそのように負に変貌している姿を目の当たりにするとさすがにショックを隠せなかった。そう、あなたの生徒たちはそこら中から見ているんですよ。そして学校の先生だけでなく、税理士でも司法書士でもピアノの教師でも世間から「先生」と呼ばれる職種の人たちは、死ぬまで背筋を伸ばして凛としていてほしい。それが無理ならば、この連休明けにでも辞めてもらいたい。
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2017年4月25日火曜日

【超曖昧な顧問料規定に疑問の声】

曖昧な顧問料規定に首を傾げる経営者は結構多い。その代表的なものが「年商」だろう。例えば、ネットで税理士事務所サイトの[顧問料一覧]ページをザ~ッと調べてみよう。ほとんどの場合、下記のように無機質に羅列してある。
-----------------------------
(年商)500万円未満・・・月額○万円 決算料 ○万円
   1000万円未満・・・月額○万円 決算料 ○万円
   3000万円未満・・・月額○万円 決算料○○万円
              ・
              ・
              ・
-----------------------------
税理士側からすれば、え?いったいこれのどこがおかしいの?と思うだろうが、一般人から見れば、売上(年商)と顧問料が比例するというのはまったく解せない。売上が多いと税理士事務所の仕事が増えるの?売上より仕訳数が多いほうが大変じゃないの?「うちの会社って年商は3億円だけど利益は500万円なの・・・」という声が多いのが実情だ。事務所側からすれば当たり前のこと、取るに足らない些細なことでも、顧問先から見れば違和感を抱いたまま顧問料を払い続けることになる。このような小さな段差が、取り返しのつかない大きな溝となるケースは往々にしてあるものだ。そう、1cmの段差でも積もり重なれば1mの大きな壁となることもある。あなたの事務所と顧問先との関係は「信頼&信用」という心のバリアフリーになっているだろうか。今一度、世の中の常識と照らし合わせて事務所の経営姿勢を見つめ直してみよう。顧問先は理屈ではなく、税理士事務所と「信頼&信用」という太いパイプを結びたいだけだ。できるだけ「あなたのそばにいますよ!」という温かいメッセージを送り続けることがモーレツに大切で、それさえ満足にできれば顧問先は顧問料などいくらでも払ってくれる。
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2017年4月18日火曜日

【実録・売られる顧問先】

税理士事務所ではよく見られる光景だが、めでたく独立&開業する職員がいたとしよう。ちなみに、何事もなく円満に独立することなどまずあり得ない。だが、同業者や顧問先の手前、作り笑顔で円満退社を偽装することは頻繁にある。で、さすがに十数年以上も安い給料で日付が変わるまで働いてもらった職員を手ぶらで解き放すわけにはいかないからと「君が担当している30社のうち10社を餞別であげるよ。ただ、A社とB社はダメだからね。でも、できればC社はもらってくれよな」と所長は言った。一見すると「なんだかんだと言いながらもやさしいところがあるじゃん」と思う者も多いだろう。でもね、よく考えてごらん。それって事務所側のご都合でやっていることで、好き勝手に振り分けられる顧問先の身になったことがあるのだろうか?相手の心情を少しでも考えたことがあるのだろうか?まるで戦国時代の政略結婚と何ら変わらないような気がするのはまともな神経の持ち主のこの僕だけだろうか。事務所側がこのような発想に至るということは「所詮、顧問先などコマ同然」と思っているからに違いない。お話は変わって僕は今、新潟市内の某ホテルで熱い珈琲を飲んでいる真っ最中だ。例えば、鹿児島駅前の税理士事務所で働いている職員が「来月には実家のある新潟で独立するので今後ともよろしくお願いしますね♪」と上記10社の顧問先に言ったらどうよ?
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2017年4月10日月曜日

【理想は正露丸】

先日、ある税理士業界誌の取材を受けた僕だった。その際に「2001年に考案した今のビジネスモデルを軌道に乗せたのは2007年。なので十数年間、すっげぇ順調に伸びてきたからこの先も順調よ」と言ったら笑われた。ココ、笑うところじゃないのに(笑)。そこで僕が言ったのは「理想は正露丸」。説明しよう。1902年に発売した正露丸は、すでに100年以上の歴史がある。で、直近の新型薬は1966年(この僕が満2歳)に発売した「セイロガン糖衣」。そして最近では、服用後に胃で溶けやすい液体カプセルの新型薬を発売したそうだ。なんと51年ぶりよ。64年後に糖衣、その51年後に液体。だけど効能・効果は大して変わらないよね。思い出してほしい、あれって下痢止めだから「あぁ・・・と困ったとき、おぉ!と焦ったときに止まればそれでOK」なんだ。時代が変わっても目指している先は同じ。だから、効能・効果が同じでなければまずいでしょ。では、そろそろ今日の〆に入ろう。あなたは今、その仕事で食っていけているなら、その仕事にフルモデルチェンジは決して要らない。必要なことは、正露丸のように随分経ってから砂糖で包んだり、またそれから随分経った後に液体にすればいいだけのことだ。今、食っていけている仕事の根幹を変える必要はまったくない。
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2017年4月4日火曜日

【誰にも迷惑をかけずに儲ける方法】

ジャパンでただ一人の社長専属コンサルタントのこの僕が、飲食店を営むあるオーナーにアドバイスした内容をタダでお話しよう。そして、あなたがこの内容をそっくりそのまま顧問先に使うことを絶えず僕は許す。「○○屋の店の前には今日も行列ができてたよ」と他人の店をうらやましがるオーナーにこの僕がアドバイスした内容をザッと要約するね。客を店の前に並ばせた時点で「その店には客をさばき切れない問題がある」ということ。真夏の炎天下では熱中症、真冬の寒空の下では風邪をひく。そんな店は悪の権化のようなものだ。では、そーいう店はどうすればいい?値段を上げればいい。それでも訪れる客が本当のお客様だ。そーすることによって熱中症にかかったり風邪をひく者もいなくなり、ダラダラと店の前に並ぶ見苦しい風景もなくなって近隣の住民にも迷惑をかけずに済む。そして、店の前には1人の待ち客もいないのに大いに繁盛している店のメニューリストを見よう。それがその店の適正価格だよ。ってことは、店の前に1人の待ち客もいないのにすっげぇ繁盛しているフェラーリの3000万円は適正価格っちゅうこっちゃ。
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2017年3月27日月曜日

【中小企業診断士の時代がやって来た!?】

前回は「知識から知恵」つまり伝書鳩のように役所と顧客の間を行き来するだけの「手続き業務」から人肌のぬくもりが伝わる「相談業務」へ移行しないとAIやロボットに職を奪われちゃうよ!という話だった。さらに、メインの業務が登記という手続法に依存する司法書士などもう終わっているとも言った。だって登記ってさ、AIどころか確定申告のe-Tax(電子申告)のように本人がネットで申請する時代が訪れることなど目に見えてんじゃん。そこで、中小企業診断士だ。長きにわたりサラリーマンが取得したい国家資格の第1位。だが、絶対に食えない国家資格の1位でもある。それは「代書業」がないから。税理士の税務申告業務、司法書士の登記業務、弁理士の特許申請業務などそれぞれの国家資格には独占代書業務がある。が、コンサルタント業務を生業にする中小企業診断士にはそれがない。企業に入り込んで業績を伸ばし続けるか、文化センターや商工会議所などで講演をしまくるかしか生きる道はない。ちなみに、それらの業務だけで食っていけている中小企業診断士は各都道府県にせいぜい2~3人くらいだろう。でも、安心してほしい。前述のようにすべての士業の手続き業務はAI&ロボットさんが代りにやっていただける時代が目の前まで来ている。そう、誰もが同じテーブルの上に立つ時代がね。さぁ、その資格の実力に見合った者だけが生き残るまともな時代の到来だ。
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2017年3月24日金曜日

【知識(手続き)から知恵(相談)へ】

「AI襲来 眠れぬサムライ」という粋なタイトルで2017年3月15日の日経新聞に「10~20年後にAIやロボットで代替可能な業種の中には会計士・弁理士・行政書士・税理士の4士業が含まれている」と書かれていた。個人的には司法書士などはとっくに終わっていると思っている僕がいる。その理由はそのうち述べるとして、すると頭の良い税理士は「相続業務に特化」「新規事業シミュレーションに特化」などと何でもかんでも「特化」しようとする。だが、その「特化」も所詮、一時的な逃避に過ぎない。どうやらモノの本質というか、抜本的なリスクヘッジの仕方がまったく分かっていないようだね。どうして鉄クズの人工知能やロボットくんだりに職を奪われちゃうの?それは、あなたが生業(なりわい)としていることが単なる手続き業務だから。そもそも役所と顧客の間を行き来するだけの伝書鳩のような仕事は最初から要らないの。それがまかりとおったのは時代が古き良き昭和だったから。今の時代、単なる申告や記帳などAIさんが襲来なさるそれ以前に世の中の需要がとっくにないの。この先、10~20年と生き残りたいならば知識を使う「手続き業務」から知恵を使う「相談業務」に一日も早く移行するしかない。それが本来の仕事だし。さぁ、これからは足腰ではなく頭を使おう!
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2017年3月17日金曜日

【顧問先の喜びが職員のモチベーションにリンクする】

確定申告、お疲れ様でした!と日記には書いておこう。ホッとしている事務所も多いだろうが、確かなことは、1年後にはまた同じ日々が訪れるということだ。だったら今のうちから来年がちったぁ楽になるような策を練ったらどうなんだ。毎年毎年、ひどい目に遭うことを知りながらよく耐えられるものだと感心する僕がいる。あるマーケティング会社の調査によると、今なお徒弟(とてい)制度が残っていると思われる業種の1位が料理人、2位が理美容院、そして3位が士業という結果になったそうだ。徒弟制度、つまり親方・弟子という丁稚(でっち)制度だ。一昔前までは職員に対して「独立していいよ」という事務所も多かったが、今では大原簿記やTACの掲示板に求人広告を掲載してもなかなか優秀な人材が集まらないのが現状だ。できればこのまま税理士資格を取得せず、事務所に居残って欲しいと思う所長も実際には多いだろう。それほど税理士事務所、もっと言えばホワイトカラーの求人難、人材不足が切実なものとなってきている。それはなぜ?答えは超簡単だがね。彼らからすれば「ルーチンの仕事に全然やりがいを感じない」というのがホンネだろう。営業が、ノルマが嫌だからと税理士事務所を選んだ者もいるにはいるが、いざ入ってみたら日々の抑揚のない&刺激のない仕事に面白味を感じていないのも事実。であれば職員のモチベーションを上げるため、維持するためにどこのどいつの事務所でもやっていないワクドキ(ワクワクドキドキ)する仕事を早急に見出さなければならない。ところですべての職員が喜ぶこと、やりがいを感じる瞬間っていったい何なのよぉー!?それはたった一つしかない。顧問先が「ありがとう」と笑顔で言ってくれたときだけだ。それ以外は幻か錯覚か気のせいに過ぎない。例えば、こーいう画期的な売上支援ツールを使って顧問先の業績向上につながるアドバイスをしてみてはどうだろう。
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帳面をつけるだけなら弥生会計に敵うわけないじゃん。バカの一つ覚えみたいに勘定科目うんぬんの話はもうやめにしましょうよ。「いつも御社のことを思っていますよ」という姿勢を見せることが顧問先の喜びにつながり、ひいては職員自身のモチベーションに必ずリンクする。1年後には、また同じ殺人的な繁忙期が訪れる。そして


2017年3月10日金曜日

【デキる社長は禁錮(きんこ)を望む】

禁錮とは刑罰の一種であり、受刑者を鉄格子の中に拘置すること。一歩も外に出ることができないゆえに懲役刑より重い。社員たちとフラットな目線で働きたいとワンフロアーのオフィスを好む社長は結構、多い。きっと良かれと思ってそうしているのだろうが、そー思うこと自体、社員の心をまったく理解しちゃいない。そんなものは100%ストレスを与える愚行に過ぎないんだ。社長がオフィスを見渡している。電話が鳴る。電話をとった社員は明るく大きな声で対応する。中学時代のマラソン大会のとき、沿道で応援している女子の前を一気に駆け抜けカッコいいところを見せたはいいが、誰もいない田んぼの中を走る頃にはヘトヘトになった加藤君がいたよね。それとまったく同じだよ。社長がいたらいいところを見せようとカッコつけるが、それは「仕事してますよポーズ」に過ぎない。ましてや優秀な社員であればあるほど、そーいったバカげた行為を嫌うためおとなしい。すると社長は「佐々木君は暗いな。覇気がないね」とトンチンカンな評価をしてしまう。社長、あなたの中身は軽いが周りの空気は重い。いいかげん、そんなことくらい他人から言われなくても自分自身で気付いてほしい。
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2017年3月6日月曜日

【dandysugiyama は二度笑う】

この僕が税理士事務所に勤めていた当時のメールアドレスは「dandysugiyama@○○○.ne.jp」だった。いいかい、マジで。で、名刺に刷られたこのアドレスのおかげでどれほどの利益を得たことだろう。ご存じのとおり、基本的に税理士事務所はすっげぇ暗い。それはイメージだけでなく、ランチタイムに「経費削減だ!」と叫んで消灯するため物理的にも暗い。シャレも冗談も通じにくいそんな世界で「お?ダンディ?」と70~80人ほどの顧問先や見込み客から突っ込んでもらった。これでツカミはOKだ。あとは立て板に水のセールストークだぜ。できれば「杉山・キャッシュ・弘道」ってな感じのミドルネームを名刺に入れたかったくらいだが、さすがにそれはちとやり過ぎだろう。dandysugiyama なんて華やかで明るい業種の世界では別に何とも思われないかもしれない。暗くて閉鎖的で冗談も通じにくい税理士業界だからこそ便利に使えた手軽な一手だった。つまり、自分の立っているその場所が、その世界がどんなものなのかを今一度、ちゃんと見極めることがベリー・インポータントなんだがね。ちなみに、「ダンディ杉山」は『あぶない刑事』の「ダンディ鷹山」を参考にしたもので、今でもメインのアドレスとしてdandysugiyama を使っている僕がいる。
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2017年3月3日金曜日

【神様の欲望は無限に増幅する】

「お客様は神様です」というが、激務に悲鳴を上げているクロネコヤマトを例に話そう。そのクロネコの創業者は「サービスが先、利益が後」をモットーにお客様の立場になって新たなサービスを生み出し日本一の運送会社を築き上げた。ま、創業当初はそれでOK!しかし、商売が軌道に乗るとお客様も調子に乗るのよ。世界中を見渡しても時間帯指定ができて無料で再配達をするのはジャパンだけ。そして配達員は途方に暮れる。「お客様が望むもの」を考え、提供し続けた結果がこの有り様だ。そう、お客様には「それが当たり前」となる。給料でも同じだよ。社員の給料を上げてやると、それから3ヶ月間は社長に感謝するが、4ヶ月目には「それが当たり前」となる。だから基本給に含めずに○○手当としてココイチのコーンやチーズのようにトッピングにするわけだ。基本給を上げれば、それが退職金の算定基準になってしまうからね。ただ、上記の中に悪人は一人もいない。みんな無意識のうちにそーなってしまうだけなんだ。だからこそ、それを避けるためにも「できないこと」ではなく「できることだけ」を相手側に伝えよう。「できないこと」を明言すると、それ以外はすべてできることになり、お客様の要望や欲望が無限に増幅するからだ。調子に乗ったお客様ほど怖いものはない。
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2017年2月27日月曜日

【当たり前をスペシャルに見せるコツとツボ】

行きつけの眼科いや、この場合は掛かりつけだった。その眼科に目薬をもらいに行った。すると20代後半の女性スタッフが「はい、お釣りです」と微笑み、この僕の手のひらに自分の左手を添えて450円を右手でそっと置いてくれた。何気に地味で決して美人とは言えない彼女だが、モーレツに癒される。むしろ病院の受付で椎名林檎のような真っ赤な口紅を塗った看護師から「いらぁ゛しゃぁ゛~い」と巻き舌で言われたら動悸&息切れが止まらない。この眼科では彼女一人だけの振る舞いなのでマニュアルうんぬんの問題ではないだろう。最近ではコンビニでもやっちゃくれない。まぁ、スマホで決済しているためお釣りは発生しないけど。相手に特別なことをしたところで喜ばれるのはその一瞬だけ。それに特別なことなどそうはない。人として当たり前のこと、ビジネスにおいて常識的なことをフツーに行うだけで相手に良い印象を与え、深く記憶に刻み込むことができ、より良好な関係が生まれると思った僕だった。スペシャルなサービスを提供するのではなく、みんなが忘れてしまった当たり前のことをやり続けさえすれば抜きん出ることは簡単だ。
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2017年2月24日金曜日

【チャンスは前髪 ~前髪がなくなるその前に・・・】

先日、この確定申告の真っ只中に福岡県の税理士に会った僕だった。その税理士は昨年の確定申告無料相談会の際に名刺を交わした経営者たちに、事前に許可を得て【ダントツ通信】を送っていたそうだ。で、彼が秀逸なのは「友だちの社長さんにも渡してください」と1人につき5部ずつ送ったことだ。そーするだけでターゲットは一気呵成に広まっていく。すると約30人の経営者に送っただけで、この一年間で17社(個人事業主も含む)となんらかの関わりができたそうだ。この「なんらか」とは、相続案件も含むため微妙な表現となっている。彼曰く「顧問先や関係者と常につながっている状態が大切だね」と。この当たり前のことが「新しい顧問先」を確実に増やすための近道で僕の名前は弘道だ。新しい顧問先を増やし続けている税理士事務所は、紹介をもらうことがすっげぇ上手い。で、それらの事務所の共通点は「チャンスのタイミングを逃さない!」という点だろう。紹介をしてくれる銀行や商工会議所にはある日突然、「どこかに良い先生はいないでしょうか?」という相談が舞い込んでくる。このとき「あ、あの先生はどうだろうか!?」と真っ先に思い浮かべてくれるかどうかで勝負は決まる。よく「チャンスの神は前髪しかない。チャンスはすぐに捉えなければ、後から捉えることはできない」と言うじゃないか。そして、それは決して難しいことでも面倒臭いことでもない。男女のつながりは赤い糸。そして、
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2017年2月20日月曜日

【確定申告の真っ只中でもノープロブレムな税理士に会おう(福岡編)】

佐賀県なう。福岡県で活躍する税理士に会うために九州へ飛んだ僕だった。で、せっかくなので吉野ヶ里遺跡を見ようと前乗りして佐賀市内のホテルなう。昨晩はこれと言って入りたい店がなかったので、あんドーナツとビールモドキとポテリッチを買い込むと904号室で弘道が地道にディナーを楽しんだ。説明しよう、この僕は完全禁煙、もしくは百歩譲って二歩下がって完全分煙の店にしか入らない。だから、居酒屋系はほぼ全滅さ。九州のファミリーレストランと言えばジョイフルが有名だが、すぐ近くの店舗に入ったらあろうことか空中でつながっている中途半端な分煙だったので「あ、無理」と言って引き返したった。とかくこの世は何気に住みにくい。ところで「今って確定申告の真っ只中ですが大丈夫ですか?」とその税理士に尋ねたら「今だからこそですよ!」と高らかに笑った。そうは言われても、その言葉の意図するところがまったく意味不明な僕がいる。でもって「笑った」といっても、やり取りはメールだけど。では、良い意味で調子に乗りまくっているその原因と理由を今から訪ねて聞いてきます。後日、機会があればその内容を無料でお話しよう。ちゃお!
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2017年2月17日金曜日

【媚びを売るな、頭を下げるな】

茨城県で活躍する公認会計士から「杉山さんっていつも好き勝手に言ったりやったりして楽しそうでいいよね」とお褒めの言葉をいただいた。ん?僕、褒められているのか?まぁいい。そこで僕は「だって日本では言論の自由が憲法で保障されているじゃないですか。それで去るような友人やお客だったら、面倒臭いから最初から要りませんよ。そいつらの代りなど腐るほどいますし、実際に腐っているかもしれません」と一人で爆笑していた。税理士事務所も一昔前までは新聞配達業やクリーニング店のようなエリア商売だったが、今では全国からお客を集めることができる。それが顧問契約という形式でなくても売上につなげることは容易にできる。あの松下幸之助でさえもネット社会をご存知ないんだよ。本田宗一郎でもスマホを操作したことがないんだよ。教科書に載るような偉大な経営者ができなかったことをあなたのような一般庶民でも簡単にできるいい時代じゃないですか。媚びを売ってまで安いお客なんか要らんじゃん。どうせあと30年で死んじゃうんだから自分の思うような仕事や生き方をしたほうがいいに決まってるし、それが正解だ。これは自分自身の矜持(きょうじ)、つまり自信や誇りを持って威風堂堂と立ち振る舞うというこっちゃがな。よく考えてごらん、あなたの仕事って携帯電話会社のように何十%以上もシェアを取らなければ存続できない商売じゃないでしょ。その地域でミミズの脳ミソにも満たない占有率で十分にやっていける商売ですよね。それがフツーだし、そーいう商売を選んだあなたは勝ったも同然。頭を下げてまで安いお客なんか要らないし、そもそも頭を下げさせるような奴などお客になれる資格はない。
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2017年2月10日金曜日

【そうだ、繁忙期をなくそう!】

今年も確定申告の時期となりました。間違いなく税理士事務所は全国レベルでモーレツに忙しいだろう。ってことで、表題に飛んで「そうだ、繁忙期をなくそう!」という話だ。「えぇ!そんなこと絶対に無理じゃん!」という者は多い。でもね、よく考えてごらん。よく考えなくても分かると思うけど、無事に今年を乗り切ったところで来年も同じ作業が待っているんだよ。それどころか再来年もまたその翌年も・・・。そうです、確定申告は永久に不滅です。「ったく、そんな好き勝手なこと言って大丈夫?」。ハハハ、ご心配はご無用さ。このお忙しい時期にこんな記事を一言一句、丁寧に読んでいる税理士は滅多にいないから大丈夫だお。では、話を元に戻そう。「繁忙期をなくそう」とすると、みんな仕事を削ることばっか考えるよね。その逆だよ。確定申告の時期が忙しく感じないくらい5月も8月もその他の月も忙しくすればOKだ。「忙しい」というのはあくまでも感覚の問題。同じ仕事量でもそうは思わない者もいる。ならば、その他の月も異業種交流会などそれまでなかった新しい仕事を増やして一年の仕事量をフラットにしたらどうだろうか。それにより当然、売上も伸びるがね。このやり方で見事に万年赤字から脱出したという、滋賀ダイハツの後藤社長の講演を今から20年以上も前に聞いたことがあった僕だった。
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2017年2月6日月曜日

【顧問解除を止め、新規顧問先を増やしたその方法】

せっかくなので北海道は函館市のS税理士事務所(職員数:11名)から届いたちょっとユニークな成功事例をお知らせしよう。読解力が人並みにある者ならば、税理士事務所以外の業種でも大いに参考になるだろう。
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当事務所では200以上の顧問先を抱えているため巡回監査は担当職員に任せきりで、所長である私は年1回、申告書に印鑑をいただきに顔を出すのが精一杯の状況でした。そのため顧問先とのコミュニケーション不足による顧問解除や値下げ交渉がここ数年、目立つようになってきていました。特に顧問解除に関しては酷く、ここ数年の不況により30社以上が去り、事務所の将来に暗雲がたちこめてきていました。そのような状況のときに、知人からニュースレターというものが顧問先とのコミュニケーション不足の解消に抜群の効果を発揮することを教えてもらい、半信半疑のまま【ダントツ通信】を導入してみることにしました。導入後しばらくして今までまったくなかった顧問先からの電話による相談がポツポツと入るようになりました。と同時に顧問先からの解除依頼が激減し、ついにはピタリと止まってしまったのです。さらに驚くことに、顧問解除がピタリと止まると今度はポツポツと顧問先から紹介をいただくようになりました。A4の紙をたった2枚送るだけで、事務所の将来にたちこめていた暗雲がサーっと吹き飛んでしまったのです。今では事務所通信に「300円」と定価を付けて、それを毎月25日に無料で顧問先へ送っています。内容的にも他にはない、とてもユニークなものばかりなので、定価を付けることで顧問先にもお得感が芽生えてくると思っています。今後は単なるユニークな情報誌としてだけではなく、我が事務所の強力な武器として使いこなすつもりです。
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事務所通信に「300円」の定価を付けるとは、定期購読の会報誌のようでとても面白い試みだ。顧問先からすれば「300円の情報通信が無料でもらえる♪」と喜ぶし、それによって顧問料の値下げ防止にも多少なりとも役立つのかも知れない。さらに「お知り合いの社長になら差し上げてもOKですよ!」という拡散方法を伝えれば、知らぬ間に新たな見込み客が増えていくのではないだろうか。いや、きっとそうに決まっている。
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2017年2月3日金曜日

【税公中小計断士の偽物に気を付けろ!】

I have a 税理士、I have a 公認会計士、うんッ 税認士! I have a 税理士、I have a 中小企業診断士、うんッ 税断士! 税認~士、税断~士、うんッ 税公中小計断士!(原曲:PPAP by ピコ太郎)。我ながら上手く加工ができてご満悦。この時期になると個人事業主などに対して「格安料金で確定申告のお手伝いをしますよ」という甘い誘惑が多くなる。その名刺には「経営士」「計理士(経理士)」などといった「らしい」肩書が書いてある。それ、偽物だから。それは置いといて、よく「税理士と公認会計士ってどう違うんですか?」と聞かれるが、そこで僕は「岐阜ではほぼ同じ」と答えている。まぁ、岐阜に限らず上場企業の本社が皆無に等しい東京・大阪以外ではほぼ同じだろう。だって公認会計士ってすっごく大きな会社の監査をして税理士は中小企業や個人事業主の税金の相談に乗るのが仕事だから。「じゃあ岐阜の公認会計士って何をやっているんですか?」「税理士と同じ仕事だよ」。つまり、仕事を依頼する側の者からすれば、あなたの名刺に書かれた肩書の意味すらよく知らない場合が多いということだ。せいぜい大切な顧問先を偽物に横取りされないように気を付けよう。ま、「社長専属コンサルタント」などというウソっぽい肩書のこの僕が言うのもなんだけど。
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2017年1月30日月曜日

【税理士業は絶対になくならない】

一人の若い税理士が「どうせ近い将来、税理士業なんてなくなりますもんね」と言った。へぇ~、そんなこと思ってんだ。そこで僕は「なくならない。なくなるわけないじゃん。なくなるのは面倒臭い記帳作業だけだよ。だから、むしろ大変喜ばしいことなんだよ」と正しい答えを言ったった。今回に限らず、この僕は正しいことしか言えない不治の病だ。世の中に税金がある限り、税理士業は絶対になくならないしなくなるわけがない。また、琵琶湖の水がすべて石油になってエネルギー資源が潤沢になっても税金はなくならない。それどころか、景気が良くなっても悪くなっても政府は〇〇税という新種の税金を作ってあの手この手で何気に徴収しまくるだろう。だから、それを中小企業や個人事業主たちに丁寧に説明してくれる税理士がいないと困るんだよ。でもって税理士業以外でもこの先、人工知能などが猛威を振るって仕事がなくなると思っている連中も多いが、なくなるのは「仕事」ではなく「作業」だ。つまり、むしろなくなってもらったほうがありがたい面倒臭い作業が消えるだけで、その本業自体はよっぽどのことがない限りなくなりっこない。ましてや難関の国家資格である税理士という一身専属性の専門職を既得権者と国会議員が絶対になくすわけがない。と、この僕が何の根拠も確証もない持論を熱く語るとその若い税理士はホッと安堵した表情で家路についた。今回もまた、将来のある若者に対して必要以上に勇気と元気を与えてしまったそんな気がする。
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2017年1月27日金曜日

【サラッと相手を信じ込ませる合わせ技話法】

「杉山さん、うちのウリはね、顧問先との厚い信頼関係だよ」と何も聞いてもいないのに話し掛けてきた税理士がいた。「それは素晴らしいですね!」とこの僕が言うと思ったら大間違いさ。ただ「節税指導」や「各種シミュレーション」という答えが素晴らしいとも思わない。う~ん、例えて言うなら「厚い信頼関係」って短距離選手が「僕のウリは速く走ることです!」と答えるのと同じではないだろうか。それがあんたの仕事や。だからと言って「ボルトに勝てること」と言えば世界レベルの大ウソつきになるだろう。思うに、「信頼できる」「誠実」「マジメ」という抽象的かつ曖昧なものでも構わない。しかし、それに誰が見ても「あ、なるほどね」「うんうん、そうだよね」とはっきり分かるものをトッピングしたほうがいい。例えば「うちのウリはね、顧問先との厚い信頼関係と職員の若さなんだ。若いって活気があっていいんだよね」と言えば、「あぁ、先生の事務所って確かに若い職員さんが多いですね」となる。その結果、誰もが納得できる客観的な事実がひとつあることにより「顧問先との厚い信頼関係」という何とも比較しようのない抽象的かつ曖昧なものまで「きっとそうなんだろうな」と信じ込ませることができる。ほとんど詐欺みたいなもんだけど(爆)。ただ、そーやって相手との距離を縮め、溝を埋めていくことも事務所運営には欠かせない大切な仕事のひとつだということを分かってほしい。
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2017年1月23日月曜日

【ザ・自腹 ~税理士事務所職員の憂鬱】

「自腹を切る」とは、会社が出すようなお金を社員が自ら負担する、つまり身銭を切るということだ。「で、だから何?」・・・ったく、察しが悪いんだからぁ。おたくの職員も自腹を切っているかもしれないっちゅうこっちゃがな。ちょっとしたミスだったら上司に報告せずに自分一人で処理できないかと職員は100%考えている。所長や直属の上司に叱られるリスクより、自腹を切って顧問先などにお金を渡したほうが安いと思っている。それが5万や10万円で済む話ならすぐに払って終わらせるだろう。しかし、その金額が20万円を超えるとちとツライ。多くの職員は、精神的にも溜まっているが、金銭的にも貯まっている。かくいうこの僕でもサラリーマン時代に約7万円ほど自腹を切った経験がある。こ、この僕がだよ。そのときの僕は何も悪くないし、それどころか感謝をされてもいい立場だった。でも、入社したばっかで状況がよく掴めていなかったために「な~んかマズい感じだな。早く終わらせたほうが・・・」と勝手に思い込んでしまった精神的にも肉体的にもヤングな僕だった。十数年という月日が流れてもこのように鮮明に覚えているくらいだから、今まさに現在進行形で自腹を切っている職員がいれば、そのなんともやるせないモヤモヤした感じが阿寒湖のマリモのように大きくなってそのうちプチッと切れることもあるだろう。ひょっとしたら誰にも言えない退社理由のひとつかもしれないね。
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2017年1月16日月曜日

【職員の結束力を高め、職場の雰囲気を改善し、売上を安定させる方法】

そんなウルトラCがあったら情報商材にして2万9800円で販売している(笑)。ただひとつだけウルトラBレベルの方法がある。例えば、月額顧問料が20万円の会社があったとしよう。その会社を切ろう。そーいう会社の社長の腹には「うちってさ、よそよりもたくさん払ってるよね」というセコイ思いが100%ある。ま、人間だからそれは仕方のないことだ。が、次第に「ねぇ、ちょっとこれもやってよ」といった具合に本来業務から外れたことまでさせられるハメになる。その結果、20万円ぽっちではまったく割に合わなくなる。また、そーいう無茶なことを言わない社長であっても、職員たちは「ここってうちのAランクの顧問先だから・・・」と、その社長の顔色どころか「ちょっとでもミスしたら所長に叱られる」と身内の顔色までもうかがうだろう。このことに当の本人たちも気付いちゃいない場合もあるが、潜在意識レベルでは間違いなくビビって仕事をしているはずだ。20万円の会社が1社より、5万円の会社が4社あったほうが確実に職員は伸び伸びと働き、無茶もやんちゃも言われないので生産性も良くなる。それに1社がコケても15万円も助かるがね。そして職員たちの「20万円は無理だけど、5万円の顧問先なら頑張ってまた増やしゃあええ(岐阜弁)」という結束力が高まるかもよ。
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2017年1月13日金曜日

【「客待ち商売」に明日はない Part2】

つい先日のことだが「税理士たるもの営業なんてみっともない。ちゃんと本来の仕事さえやってりゃ自然とお客は増える」という奇特な税理士と会った。「おいおい、まだこんな昭和枯れすすきみたいな税理士がいるんだ」と思ったと同時に「こーいうトンチンカンな税理士が多ければ多いほど、他のまともな税理士は小指の先ほどの営業努力で簡単に抜きん出ることができる」とも思った。こーいう税理士は「営業方法が分からない」か「営業すること自体を恐れている」かのどっちかしかない。だって、国内の一年間の出生者数が100万人を割ったんだよ。確実に客となるターゲット層は目減りし続けているんだよ。あと10年もすれば、北京語やヒンディー語をしゃべる社長が「センセー、ちょっとチョーメンみてくださ~い」と事務所の扉を叩くかもしれないんだよ。そう、地球上の約4割は中国人とインド人が占めているんだから・・・。今のうちに日本語を話す顧問先を確保したいとは思わないのだろうか。
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2017年1月10日火曜日

【「客待ち商売」に明日はない Part1】

「口を開けて待っているだけではお客は来ませんよ」。顧問先に対してこのようにアドバイスをしている税理士は多いだろう。一昔前までは飲食店、花屋などが代表的な「客待ち商売」だった。だが、今ではちょっと情勢が変わってきたようだ。ネットショップを展開している飲食店や花屋はたくさんある。え、飲食店でも?そうだがね。若者の多くは飲食店を探したり予約したりする際に、パソコンやスマホでググりまくって店を決めている。また、自社サイトを持っていない飲食店でも[食べログ]などを効果的に使って自店へと誘導するケースもすっげぇ多い。では、現代の「客待ち商売」ってどんな業種を指すの?うん、実にいい質問だね。それは飛び込みもクチコミも苦手、もっと言えばそれらが恥ずかしい行為だと勘違いしている士業さ。そして当然、税理士も立派な士業だ。胸を張って「攻めの商売をやってるよ」と断言できる税理士はどれだけいるだろうか。いたとしてもほんのわずかだろう。それに「攻めの商売」をやっているつもりでも、実際には「客待ち商売」となんら変わらない場合も多い。いくら頭の中で戦略を練ったところで、それだけでは1円にもならない。必ず「行動」を伴わなければ、それは単なるブドウ糖の消費活動で終わる。お客となる相手の口の中に「オレはここにいる。オレの名前を言ってみろ!」くらいの強い思いを放り込んではじめて「攻めの商売」と言える。裏を返せば、どんなにバカげたことでも、相手の口の中に投げ込み続けてさえいれば、必ずそこに明るい未来は訪れる。そろそろ顧問先の手本となるような「攻めの商売」をやってみたらどうなんだ。
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