2017年3月27日月曜日

【中小企業診断士の時代がやって来た!?】

前回は「知識から知恵」つまり伝書鳩のように役所と顧客の間を行き来するだけの「手続き業務」から人肌のぬくもりが伝わる「相談業務」へ移行しないとAIやロボットに職を奪われちゃうよ!という話だった。さらに、メインの業務が登記という手続法に依存する司法書士などもう終わっているとも言った。だって登記ってさ、AIどころか確定申告のe-Tax(電子申告)のように本人がネットで申請する時代が訪れることなど目に見えてんじゃん。そこで、中小企業診断士だ。長きにわたりサラリーマンが取得したい国家資格の第1位。だが、絶対に食えない国家資格の1位でもある。それは「代書業」がないから。税理士の税務申告業務、司法書士の登記業務、弁理士の特許申請業務などそれぞれの国家資格には独占代書業務がある。が、コンサルタント業務を生業にする中小企業診断士にはそれがない。企業に入り込んで業績を伸ばし続けるか、文化センターや商工会議所などで講演をしまくるかしか生きる道はない。ちなみに、それらの業務だけで食っていけている中小企業診断士は各都道府県にせいぜい2~3人くらいだろう。でも、安心してほしい。前述のようにすべての士業の手続き業務はAI&ロボットさんが代りにやっていただける時代が目の前まで来ている。そう、誰もが同じテーブルの上に立つ時代がね。さぁ、その資格の実力に見合った者だけが生き残るまともな時代の到来だ。
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2017年3月24日金曜日

【知識(手続き)から知恵(相談)へ】

「AI襲来 眠れぬサムライ」という粋なタイトルで2017年3月15日の日経新聞に「10~20年後にAIやロボットで代替可能な業種の中には会計士・弁理士・行政書士・税理士の4士業が含まれている」と書かれていた。個人的には司法書士などはとっくに終わっていると思っている僕がいる。その理由はそのうち述べるとして、すると頭の良い税理士は「相続業務に特化」「新規事業シミュレーションに特化」などと何でもかんでも「特化」しようとする。だが、その「特化」も所詮、一時的な逃避に過ぎない。どうやらモノの本質というか、抜本的なリスクヘッジの仕方がまったく分かっていないようだね。どうして鉄クズの人工知能やロボットくんだりに職を奪われちゃうの?それは、あなたが生業(なりわい)としていることが単なる手続き業務だから。そもそも役所と顧客の間を行き来するだけの伝書鳩のような仕事は最初から要らないの。それがまかりとおったのは時代が古き良き昭和だったから。今の時代、単なる申告や記帳などAIさんが襲来なさるそれ以前に世の中の需要がとっくにないの。この先、10~20年と生き残りたいならば知識を使う「手続き業務」から知恵を使う「相談業務」に一日も早く移行するしかない。それが本来の仕事だし。さぁ、これからは足腰ではなく頭を使おう!
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2017年3月17日金曜日

【顧問先の喜びが職員のモチベーションにリンクする】

確定申告、お疲れ様でした!と日記には書いておこう。ホッとしている事務所も多いだろうが、確かなことは、1年後にはまた同じ日々が訪れるということだ。だったら今のうちから来年がちったぁ楽になるような策を練ったらどうなんだ。毎年毎年、ひどい目に遭うことを知りながらよく耐えられるものだと感心する僕がいる。あるマーケティング会社の調査によると、今なお徒弟(とてい)制度が残っていると思われる業種の1位が料理人、2位が理美容院、そして3位が士業という結果になったそうだ。徒弟制度、つまり親方・弟子という丁稚(でっち)制度だ。一昔前までは職員に対して「独立していいよ」という事務所も多かったが、今では大原簿記やTACの掲示板に求人広告を掲載してもなかなか優秀な人材が集まらないのが現状だ。できればこのまま税理士資格を取得せず、事務所に居残って欲しいと思う所長も実際には多いだろう。それほど税理士事務所、もっと言えばホワイトカラーの求人難、人材不足が切実なものとなってきている。それはなぜ?答えは超簡単だがね。彼らからすれば「ルーチンの仕事に全然やりがいを感じない」というのがホンネだろう。営業が、ノルマが嫌だからと税理士事務所を選んだ者もいるにはいるが、いざ入ってみたら日々の抑揚のない&刺激のない仕事に面白味を感じていないのも事実。であれば職員のモチベーションを上げるため、維持するためにどこのどいつの事務所でもやっていないワクドキ(ワクワクドキドキ)する仕事を早急に見出さなければならない。ところですべての職員が喜ぶこと、やりがいを感じる瞬間っていったい何なのよぉー!?それはたった一つしかない。顧問先が「ありがとう」と笑顔で言ってくれたときだけだ。それ以外は幻か錯覚か気のせいに過ぎない。例えば、こーいう画期的な売上支援ツールを使って顧問先の業績向上につながるアドバイスをしてみてはどうだろう。
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帳面をつけるだけなら弥生会計に敵うわけないじゃん。バカの一つ覚えみたいに勘定科目うんぬんの話はもうやめにしましょうよ。「いつも御社のことを思っていますよ」という姿勢を見せることが顧問先の喜びにつながり、ひいては職員自身のモチベーションに必ずリンクする。1年後には、また同じ殺人的な繁忙期が訪れる。そして


2017年3月10日金曜日

【デキる社長は禁錮(きんこ)を望む】

禁錮とは刑罰の一種であり、受刑者を鉄格子の中に拘置すること。一歩も外に出ることができないゆえに懲役刑より重い。社員たちとフラットな目線で働きたいとワンフロアーのオフィスを好む社長は結構、多い。きっと良かれと思ってそうしているのだろうが、そー思うこと自体、社員の心をまったく理解しちゃいない。そんなものは100%ストレスを与える愚行に過ぎないんだ。社長がオフィスを見渡している。電話が鳴る。電話をとった社員は明るく大きな声で対応する。中学時代のマラソン大会のとき、沿道で応援している女子の前を一気に駆け抜けカッコいいところを見せたはいいが、誰もいない田んぼの中を走る頃にはヘトヘトになった加藤君がいたよね。それとまったく同じだよ。社長がいたらいいところを見せようとカッコつけるが、それは「仕事してますよポーズ」に過ぎない。ましてや優秀な社員であればあるほど、そーいったバカげた行為を嫌うためおとなしい。すると社長は「佐々木君は暗いな。覇気がないね」とトンチンカンな評価をしてしまう。社長、あなたの中身は軽いが周りの空気は重い。いいかげん、そんなことくらい他人から言われなくても自分自身で気付いてほしい。
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2017年3月6日月曜日

【dandysugiyama は二度笑う】

この僕が税理士事務所に勤めていた当時のメールアドレスは「dandysugiyama@○○○.ne.jp」だった。いいかい、マジで。で、名刺に刷られたこのアドレスのおかげでどれほどの利益を得たことだろう。ご存じのとおり、基本的に税理士事務所はすっげぇ暗い。それはイメージだけでなく、ランチタイムに「経費削減だ!」と叫んで消灯するため物理的にも暗い。シャレも冗談も通じにくいそんな世界で「お?ダンディ?」と70~80人ほどの顧問先や見込み客から突っ込んでもらった。これでツカミはOKだ。あとは立て板に水のセールストークだぜ。できれば「杉山・キャッシュ・弘道」ってな感じのミドルネームを名刺に入れたかったくらいだが、さすがにそれはちとやり過ぎだろう。dandysugiyama なんて華やかで明るい業種の世界では別に何とも思われないかもしれない。暗くて閉鎖的で冗談も通じにくい税理士業界だからこそ便利に使えた手軽な一手だった。つまり、自分の立っているその場所が、その世界がどんなものなのかを今一度、ちゃんと見極めることがベリー・インポータントなんだがね。ちなみに、「ダンディ杉山」は『あぶない刑事』の「ダンディ鷹山」を参考にしたもので、今でもメインのアドレスとしてdandysugiyama を使っている僕がいる。
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2017年3月3日金曜日

【神様の欲望は無限に増幅する】

「お客様は神様です」というが、激務に悲鳴を上げているクロネコヤマトを例に話そう。そのクロネコの創業者は「サービスが先、利益が後」をモットーにお客様の立場になって新たなサービスを生み出し日本一の運送会社を築き上げた。ま、創業当初はそれでOK!しかし、商売が軌道に乗るとお客様も調子に乗るのよ。世界中を見渡しても時間帯指定ができて無料で再配達をするのはジャパンだけ。そして配達員は途方に暮れる。「お客様が望むもの」を考え、提供し続けた結果がこの有り様だ。そう、お客様には「それが当たり前」となる。給料でも同じだよ。社員の給料を上げてやると、それから3ヶ月間は社長に感謝するが、4ヶ月目には「それが当たり前」となる。だから基本給に含めずに○○手当としてココイチのコーンやチーズのようにトッピングにするわけだ。基本給を上げれば、それが退職金の算定基準になってしまうからね。ただ、上記の中に悪人は一人もいない。みんな無意識のうちにそーなってしまうだけなんだ。だからこそ、それを避けるためにも「できないこと」ではなく「できることだけ」を相手側に伝えよう。「できないこと」を明言すると、それ以外はすべてできることになり、お客様の要望や欲望が無限に増幅するからだ。調子に乗ったお客様ほど怖いものはない。
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2017年2月27日月曜日

【当たり前をスペシャルに見せるコツとツボ】

行きつけの眼科いや、この場合は掛かりつけだった。その眼科に目薬をもらいに行った。すると20代後半の女性スタッフが「はい、お釣りです」と微笑み、この僕の手のひらに自分の左手を添えて450円を右手でそっと置いてくれた。何気に地味で決して美人とは言えない彼女だが、モーレツに癒される。むしろ病院の受付で椎名林檎のような真っ赤な口紅を塗った看護師から「いらぁ゛しゃぁ゛~い」と巻き舌で言われたら動悸&息切れが止まらない。この眼科では彼女一人だけの振る舞いなのでマニュアルうんぬんの問題ではないだろう。最近ではコンビニでもやっちゃくれない。まぁ、スマホで決済しているためお釣りは発生しないけど。相手に特別なことをしたところで喜ばれるのはその一瞬だけ。それに特別なことなどそうはない。人として当たり前のこと、ビジネスにおいて常識的なことをフツーに行うだけで相手に良い印象を与え、深く記憶に刻み込むことができ、より良好な関係が生まれると思った僕だった。スペシャルなサービスを提供するのではなく、みんなが忘れてしまった当たり前のことをやり続けさえすれば抜きん出ることは簡単だ。
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